シュートがもっとうまくなりたくて、正しいシュートフォームが知りたい!
という方向けに、シュートフォームについて丁寧に教えます。
この記事では
- いいシュートフォームについて
- シュートフォームで意識すること
について解説していきます。
ちなみにこの記事を書いている私は、ポジションはシューターで今まで8年間シュートについて試行錯誤してきました。
その経験をいかして、シュートフォームについて解説していきます。
【バスケ】最初にシュートの入るフォームを身につけよう
バスケを始めて最初のころは特に、いいシュートフォームを身に着けるチャンスですよ。
それはなぜかといいますと、変な癖がついていないからです。
1年も2年も間違えたフォームで練習をしてしまうと、そのフォームの癖がついてしまい、後から治すのが大変ですね。
間違えたフォームがくせになってしまうと、
- シュートの飛距離が伸びない
- ボールがまっすぐ飛ばない
- シュートが不安定
- 試合の動きの中では打てない
- 打点が低くブロックされてしまう
など他にもあると思いますが、とにかくデメリットが多いです。
最初のころは、自分の打ちやすいフォームなのかもしれませんが、慣れてきた後に絶対に後悔します。
だからこそ、バスケを始めてすぐから、しっかりとしたフォームで練習するということが大切ですよ。
【バスケ】いいシュートフォームってどんなの?
ここまで、いいシュートフォームで打つことは大切だといってきましたが、
「そもそもいいシュートフォームがわからない」
って感じだと思います。
なのでここからはいいシュートについてお話していきますね。
自分の考えたフォームというわけでなく、
- 本を読んで
- 検索をして
- 実際にやってみて
いろいろと試行錯誤した結果のおすすめのシュートフォームを教えます。
全員が同じフォームで打てというわけではないですが、最初は基本を練習しましょう。
基本をマスターしてからそれを応用して、自分の打ちやすいフォームにしていきましょうね。
例えるなら、鉛筆できれいにお手本通りの絵を書いてから絵の具で自分の色をつけていく感じです。
【バスケ】シュートフォームで意識すること6選
シュートフォームで、絶対にこのフォームが1番だ!というものはありません。人それぞれにあったフォームがあります。
ですが、意識するとシュートの成功率が上がるコツみたいなものはありますよ。
今から、
- 綺麗なシュートフォームをイメージ
- 流れるように打つ
- ボールの持ち方
- 足の位置
- ボールの位置
- フォロースルー
の順番に解説していきますね。ぜひ参考にしてください。
【バスケ】シュートフォームで意識すること1:綺麗なシュートフォーム
まずはNBA選手やプロの選手のシュートフォームを見ましょう。
そうして、いいフォームというものを頭の中に残して、それをイメージしながらそのイメージに向かってシュートを打ちましょう。
自分の理想とするフォームに向かって打つ、練習を重ねて自分の理想とシュートフォームを近づけていくことが、上達への近道です。
下におすすめの動画を紹介します。
【バスケ】シュートフォームで意識すること2:下から流れるように打つ
シュートが飛ばないという方の原因はほとんどが、シュートの力の伝え方とリリースのタイミングにあると思います。
みなさんシュートを飛ばすのに一番重要なのは筋肉だと思いがちですが、ちがいます。
もちろん筋肉も重要かもしれませんが、体は自分より小さいのに自分よりシュートが飛ぶ人いますよね?
そういう人は、シュートの力の伝え方、タイミングがうまいです。
地面から、足のつま先→膝→腰→腹筋→肩→肘→手首→指先と
地面を蹴った力を下から流れるように指先まで届けて、その力が最大限に発揮されるタイミングでリリースをすると驚くほどにシュートは軽く飛んでいきますよ。
力の伝え方とリリースのタイミングは練習あるのみです。しかもかなりの練習が必要になるでしょう。
きちんと伝え方とタイミングを意識しながら練習することによって、習得は速くなるので、シュート練習は意識をしてやりましょうね。
【バスケ】シュートフォームで意識すること3:ボールの持ち方
ボールの持ち方は、まずボールの空気入れの部分を中心にして、そこに開いた手のひらの人差し指を添える。
または人差し指と中指の真ん中を添えます。(これは、自分の打ちやすい方にしましょう。)
そのままおでこの上に持っていき、片手で持ちます。
そこにやさしく、もう片方の手を横から添えます。両脇はしめましょう。
漫画のスラムダンクの、「左手は添えるだけ」という名言があるように、左手はそえるだけにしましょうね!
それが、ボールの持ち方になります。ボールを下ろしているときもすぐにシュートを打てるようにその持ち方で持つようにするといいです。
【バスケ】シュートフォームで意識すること4:足の位置
足の位置は、肩幅よりやや広めくらいで、利き手のほうの足を若干前にします。
そして気持ち内股のほうが力は伝えやすいですよ。
逆にガニ股になってしまうと、力が伝えずらいので注意しましょう。
【バスケ】シュートフォームで意識すること5:ボールの位置
ボールの位置は、トリプルスレッドの位置にセットしましょう。
トリプルスレッドがわからない方は「バスケの基本姿勢!トリプルスレッドについて解説」を参考にしてください。
このトリプルスレッドの位置から先ほど説明した、ボールの持ち方のおでこの場所まで一直線に真上にボールをあげましょう。
そうすることでブレのないシュートが打てます。
その時に脇をしめる事と、ボールを上げる前から手首を曲げておくことを意識しましょう。
【バスケ】シュートフォームで意識すること6:ボールのリリース~フォロースルー
きちんとボールを構え、上にあげたら残るはリリースです。
ここの部分はシュートタッチなどとも表されますが、シュートを決めることにおいてかなり重要ですね。
トリプルスレッドの位置からおでこの位置までボールを上げたら、そのままの勢いで、ゴールに向かって真っすぐに腕を伸ばし、手首を返しましょう。
フォロースルーでは返した手首が右や左に曲がらずにまっすぐ返っていることを確認しましょうね。
そして、かなり重要なポイントが、
フォロースルーを残すことです。
シュートがゴールに届くくらいまでは残しましょう。
毎回同じフォロースルーをすることで、シュートが安定します。
【バスケ】きれいなシュートフォームを手に入れよう。
シュートフォームで意識することを紹介してきましたが、このシュートフォームを意識したからといって、いきなりシュートがスパスパ入る。というわけではありません。
紹介したフォームを意識して、まずはフォームを覚えるために楽に届く距離から、確実に練習をしていきましょう。
そこから徐々に距離を伸ばしていって、スリーポイントでも軽く決められるくらいのシュート力を身につけましょうね。
おすすめのシュート練習については下の記事で紹介していますので参考にしてください。
✓参考記事
>>「バスケ」おすすめシュート練習!簡単なシュートから練習しよう
練習するときに見やすいように要点をまとめますので、参考にしてください。
理想のシュートフォームをイメージして打つ。
足のつま先→膝→腰→腹筋→肩→肘→手首→指先としたから流れるように打つ
力が伝わるタイミングでリリースする。
ボールの中心に人差し指または中指と人差し指の真ん中を添える。
そのままおでこの上で片手で持って、逆の手を横からやさしく添える。
足は肩幅よりやや広めくらいで、利き手のほうの足を若干前にする。
トリプルスレッドの位置から真上にあげる。
ゴールに向かって真っすぐに腕、手首を返す。
フォロースルーは残す。
いいシュートフォームを心がけて練習して、効率よくうまくなりましょう!