バスケの1on1の勝ち方【ドリブルをする前が超重要】

バスケをやっていて、

  • 1on1になかなか勝てない。
  • もっと強くなりたい。
  • 1on1が苦手
という方に向けて、バスケの1on1のコツについて説明していきます。
ドリブルをつく前の駆け引きについてお話していくので、まだバスケを始めたての初心者の方でも参考になりますよ。
今まで8年間フォワードのポジションでバスケをしてきた経験をいかして、解説していきます。

【バスケ】1on1で勝てるかはドリブルをする前に決まっている

バスケの1on1で勝てるかどうかは、ドリブルをする前に決まっています。

少し大げさに書きましたが、ドリブルをする前というのは、それくらいに重要です。

相手を絶対に抜き去る技を持っていたりする場合はドリブルで抜けばいいですが、そうでもない限りはその前の駆け引きがとても重要ですよ。

よく初心者でありがちなのが、1on1をするときにボールを持ったらすぐドリブルをしてしまいドリブルをしてからどうするか考える。

というパターンです。

「何も考えずにただドリブルをしてしまう」
それは、非常にもったいないです。

ドリブルをする前にも、相手の状況をみれば、

  • 離れていたらシュートを打つ。
  • 姿勢が高かったらドリブルをする。
  • ステップを踏んで揺さぶる。

と、いろいろな駆け引きができます。

それなのに、すぐにドリブルをしてしまうということは、すごくもったいないですね。

遊戯王などのゲームで、先行なのに何もせずに自分のターンを1ターン使ってしまうようなものです。

そんなもったいないことをなくして1on1に強くなるために、ドリブルをする前にできることや、相手を揺さぶるコツについて、紹介していきますね。

【バスケ】1on1の勝ち方:まずはシュートを狙う

まずドリブルをする前に1番大切なのは、シュートを狙うことです。

1on1に勝つ方法は単純で、シュートを決めることですよね。

ディフェンスを頑張っても、どれだけうまいドリブルをしても結局はシュートを決めないと勝つことはできません。
逆に言うとどんなに下手でも、シュートが入れば勝てます。
なので、まずはドリブルをする前にシュートを狙いましょう。シュートを狙わないオフェンスは正直怖くありません。
ドリブルをする前に、たとえシュートを打つ気がなくてもゴールをみて、「シュートを打つぞ」と相手に思わせましょう。
そこから駆け引きが始まります。
もしそこで相手が離れていたら本当にシュートを打ってしまえばいいです。
「だけどシュートが苦手なんだよな」という方もいると思いますが、そういう方ほど、まずはシュートを狙いましょう。

それをフェイクにドリブルをして、よりゴールに近い位置で、確率の高いシュートを打ちましょうね。

具体的に言うと、相手が離れているときにシュートフェイクをします。
それに相手が反応して、距離を詰めてきたらその瞬間に抜き去りましょう。

ポイントは、相手にシュートを打たれる!と思わせることです。

ただシュートフェイクをするだけでは相手は引っ掛かりません。

本当にシュートを打ちに行ったけど途中で止めた。くらいのクオリティを意識しましょう。

あなたのシュートフェイクが本当のシュートに近ければ近いほど相手のディフェンスが引っ掛かりやすくなりますよ。

鏡をみたり自分のプレイの動画を撮ってみて研究するのがいいですね。

【バスケ】1on1の勝ち方:次にドリブルを狙おう

相手の姿勢が高かったり、シュートを警戒している場合はドリブルのチャンスです。

だからと言って、すぐにドリブルをしてしまうのはだめですよ。

場合によっては、すぐにドリブルをするのが有効な場合もありますが、ドリブルが来るとばれていると止められてしまいますよね。

毎回すぐにドリブルをするのではなく、

  • すぐにドリブルをするとき
  • シュートフェイクやフェイクをしてからドリブルをするとき

といったように、使い分ける事が大切です。

そうすることによって、ディフェンスはシュートが来るのか?
ドリブルはどっちにくるのか?と迷います。

ディフェンスは迷うと判断力が鈍って反応が遅くなります。

そうすると、そのすきにドリブルをして抜いてしまう。というのが有効になってきますよ。

ここからは1on1に勝つためのドリブルをする前の具体的な技を紹介します。

【バスケ】1on1に勝つための技

バスケの1on1に勝つためのドリブルをする前の技を紹介していきます。

  1. ジャブステップ
  2. クロスステップ
  3. ロッカーモーション

の順に紹介していきます。

ちなみにこれらの技は、プロの選手でも使うくらい有効です。

ぜひ参考にしてくださいね。

【バスケ】1on1に勝つための技1:ジャブステップ

ジャブステップというのはボクシングのジャブのように相手にフェイクをかける技です。

やり方は、ドリブルをせずにボールを持っているときに、動かせるほうの足(ボールを持って2歩目の足)を少し横に踏み込みます。

本当にドリブルをする時のようにボールを持っている手も動かしましょう。

ジャブステップでも足の動きやしぐさ、顔の向きまでも本当にドリブルをしてくる!と思わせるようなフェイクが理想的です。

ステップの幅を大、中、小といろいろな幅でジャブステップをすることで、どれが本当のドライブなのかわかりずらくなるのでおすすめですよ。

【バスケ】1on1に勝つための技2:クロスステップ

ジャブステップは動かせる足の方向にフェイクをかけますが、クロスステップでは軸足の方向にクロスしてフェイクをします。

左足が軸足だとしたら、

右ドライブのフェイクがジャブステップ

左ドライブのフェイクがクロスステップです。

ジャブステップと組み合わせることでさらに動きが読みずらくなります。

相手が距離を詰めてくる瞬間にクロスステップでかわすという使い方もできますね。

状況に応じて使い分けましょう。

【バスケ】1on1に勝つための技3:ロッカーモーション

ロッカーモーションは私が1on1で抜くときに1番使っている技です。

やり方は、ジャブステップやクロスステップの応用的な感じで

いつもは、ジャブステップをする→元の体勢に戻るという感じでジャブステップを使いますが、

ロッカーモーションをする時は、ジャブステップをする→戻るふりをしてすぐにドリブルをします

ロッカーチェアーというゆらゆら揺れる椅子があるのですが、その椅子のように揺れるイメージです。

ジャブステップで前に行き、足は戻さずに、体だけ戻して相手が「戻る」と思った瞬間に逆を突いて抜きましょう。

ゆっくりやるのではなく、速く緩急をつけて行いましょうね。

体を戻すときは全部戻しきるのではなく、相手に元の体勢に戻る!
と思わせてしまえば勝ちです。

些細な変化でも結構騙せます。逆に、自分の動きが大きすぎると次の動きが遅くなってしまい、抜きづらくなってしまいますよ。

ドリブルと見せかけて戻ると見せかけてドリブルです。

本当におすすめですのでぜひ練習してください。

【バスケ】ドリブルをする前の駆け引きで1on1に勝とう

ここまで1on1で、ドリブルをする前にできる事を紹介してきました。

結構できることはいろいろありましたよね?
もちろんほかにも複雑なフェイクなどたくさんありますが、

とりあえずは今日紹介をした

  • シュートフェイク
  • ジャブステップ
  • クロスステップ
  • ロッカーモーション

を意識するだけであなたの1on1は相当変わります。ドリブルをする前のフェイクなのでドリブルが苦手な人でもやりやすいですよ。

徐々にあなたにあったフェイクやプレイスタイルを見つけていきましょう。

ドリブルをする前の駆け引きを紹介してきましたが、もちろんそれだけでは抜けない場合もあります。

そうしましたらそこからドリブルをしたりして相手と勝負をしましょう。

今まではすぐにドリブルをして抜けるか抜けないかの勝負だったのが、ドリブルの前にも駆け引きをすることにより確実に1on1に強くなります。

普段のドリブル練習に合わせて、ドリブルをする前のフェイクの練習をしていくといいですね。