- ディフェンスでいつもすぐ抜かれてしまう。
- ディフェンスってどうやればいいのかわからない。
と思っているあなたに、ディフェンスの姿勢やコツ、練習方法を丁寧に解説します。
この記事を読めばディフェンスについての
- 基本姿勢
- おすすめの練習法
- 意識すること
がわかります。ぜひ参考にしてください。
【バスケのディフェンスのコツ】1番重要な物
ディフェンスで1番重要なものは、センスや読みの鋭さだと思われがちですが、実は努力が1番大切です。
もちろん相手の動きを読むセンスや、身長などのもって生まれたものがあると有利なのは事実です。
ですがそのセンスも、身長も生かすには、努力して足腰を鍛えないと意味がありません。
相手の動きをどれだけ読んでも、速さについていけなかったり単純なパワープレイで押し切られてしまいます。
身長がどれだけ高くても、速いプレイヤーにはかわされてしまいますよね。
きちんと練習して努力をしなければ、ディフェンスはうまくなりません。
毎日毎日つらい基礎練習を積んで、足腰(体も)を鍛えることによって、相手に嫌がられるくらいにしつこく抜かれないディフェンスができるようになるでしょう。
【バスケのディフェンスのコツ】基本姿勢について
ディフェンスに1番重要な物は努力だといいましたが、ただ頑張っているだけでは結果は出ません。
正しい方向に努力していくことが大切ですよ。
まずは1番の基本である姿勢から確認しましょう。
鉛筆で字を書くにも、お箸を持つにも最初はフォーム(持ち方)から練習しますよね?
バスケのディフェンスもフォームからです。
- 足を肩幅の倍くらいに開く
- 腰を落とす
- 背筋を伸ばす
- お尻を突き出す
それが基本姿勢です。
結構つらいし、慣れないうちは窮屈ですよね。
ですが、その姿勢で練習を積んで足腰を鍛えれば、次第に相手のオフェンスについていけるようになりますよ。
試合になると、そのつらい体勢で激しく前後左右に動き回ります。初心者では1試合走り切るのだけでやっとです。
私自身も初めは交代で少し試合に出るだけでもきつかったですね。
まずはその体勢でディフェンスを1試合やり切るくらいの足腰の強さを身に着ける。
それがディフェンスのスタートラインです。
1番つらくて地味なフットワーク練習ですが、きちんと練習しましょうね。
ここからはいくつかおすすめの練習を紹介します。
【バスケのディフェンスのコツ】おすすめの練習法
ディフェンスを練習する際に、効率よく足腰を鍛えることができるおすすめの方法をいくつか紹介します。
- ゴリラステップ
- サイドステップ
- シャトルラン
の順に紹介していきますね。
【バスケ】おすすめのディフェンス練習法1:ゴリラステップ
ゴリラステップは、バスケの練習でもナンバー1.2を争うくらいにつらい練習です。
つらくなかったら、きちんとした姿勢でやっていない証拠ですので、フォームを見直しましょう。
やり方
- 足を肩幅の3倍くらいに開き背筋を伸ばす。
- 腕を真下に伸ばす。
- 指先が地面に触れるまで上半身はその姿勢のまま膝を曲げます。
- 顔と体を起こす
【バスケ】おすすめのディフェンス練習法2:サイドステップ
次に、サイドステップです。
ゴリラステップの状態から少し膝を伸ばし、実践的なスピードでサイドステップしましょう。
手は進行方向側は横に広げ、ドリブルを意識し、逆の手は少し前に出し、ドリブルチェンジを意識します。
左に進むときは左手、右に進むときは右手を横に広げましょう。
足に合わせて手も切り替えましょうね。
こちらも2ステップずつ自分にできる1番速いスピードで行いましょう。
最初の2歩は相手にドリブルされて横についていくイメージをして、次に切り返された事を想定して、逆にサイドステップします。
オフェンスを意識して練習しましょう。
この練習も、ラインからラインまでなど、目標を決めてしましょうね。
【バスケ】おすすめのディフェンス練習法3:シャトルラン
ここで紹介するシャトルランは、体力テストのように永遠と繰り返すものではないです。
ラインの間を全力で走り、端のラインを踏んだらすぐに逆方向に切り返し、また逆のラインに向かって走るといったものです。
全速力で2往復半くらい行いましょう。
1歩目からスピードに乗るまでの間隔をつかめますし、足腰も鍛えることができます。
ポイントは、走り始めや切り返したときになるべく速く、少ない歩数で自分の最高速度を出せるようにすることです。
走り出しから最高速度を出せるようになれば、自分より足が速い人も止めることができるようになります。
オフェンスの素早い攻撃にも対応できるようになりますね。
バスケのコートはサッカーのように広くありません。
なので、その小さいコートで、最高のスピードを出せるようになりましょうね。
【バスケのディフェンスのコツ】最後まであきらめない
ここまで基本的な練習を紹介しました。
この練習を継続することで、ディフェンスで1番大切な基礎と足腰の筋力が身に付きますよ。
そうしましたら次は、それをいかすディフェンスのコツです。
「ディフェンスするとき、どう守ったらいいのか?」
これに対する答えは、相手の動きを読んでいきたい方向にいかせないようにするということです。
それにはディフェンスをしまくって、相手のオフェンスの動きを読むことに慣れる。それが1番の近道です。
ですが、それができるようになるのには時間がかかります。
なのでそれ以外に、意識できることはオフェンスに抜かれてもあきらめず、追いかける事です。
練習で鍛えた足腰を使って、どれだけ抜かれてもしつこく追いかけましょう。
「絶対にシュートは打たせない」くらいの気持ちであきらめずにチェックに行きましょうね
抜かれてもあきらめずに追いかけることで、もしかしたら追いつけて、相手のシュートを邪魔できるかもしれないし、ドリブルを遅らせることができるかもしれません。
あなたがオフェンスをしているとしても
- すぐにあきらめるディフェンス
- あきらめずについてくるディフェンス
どちらが嫌で、やりずらいですか?
多分後者だと思います。相手が嫌がるディフェンスをすることを心掛けましょう。
【バスケのディフェンスのコツ】相手の動きを読むには
足腰を鍛えて、あきらめないディフェンスができるようになったら、さらに上のレベルを目指しましょう。
ディフェンスをしているときには、毎回相手がどう動くのか予想し、相手のプレイを研究しましょう。
そうすることによって、自分の勘が鍛えられていき、徐々に相手の次の動きが掴めてきます。
- テンポ
- 間合い
- 足の向き
- 体の向き
- ドリブルしている手
様々な情報を読み取って瞬時に判断できるようになっていきます。
すぐに身につく物ではないですが、何も意識しないでディフェンスをするのと、毎回意識してディフェンスをするのでは、上達のスピードがかなり違ってきますよ。
焦らず確実に勘を磨いていきましょう。
【バスケ】ディフェンスは辛くて地味だけど、勝つためには必須です。
バスケの試合に勝つためには、オフェンスで点を決めることが大切ですが、どれだけ点を決めても相手の点を止めることができなければ勝つことはできません。
辛くて地味ですが、チームで1番努力する!くらいの気持ちでやりましょう。
まずはここまで紹介してきた姿勢や練習をして、努力をして相手の嫌がるディフェンスができるようになりましょうね。
オフェンスは正直いって、調子のいい悪いがありますが、ディフェンスはそれが少ないです。
しっかりとしたディフェンスから自分やチームの流れを作っていきましょう。
体育館などで行う練習の他にも、動画などでオフェンスの動きを予想しながらみて、自分の勘を磨く練習もおすすめですよ。
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