ドリブルの練習をしたいけど、何を練習すればいいかわからない。という方に、おすすめのドリブル練習を紹介します。
初心者から上級者まで、誰でもできますので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を読んで練習をすれば、
- ドリブルで相手を抜く
- ボールを奪われずにキープする
- かっこいい技を決める
といったことができるようになりますよ。
まずは基礎からコツコツと練習して、自由自在なボールハンドリングを身につけましょう!
プロの選手だって基礎から始まっているわけですし、あなたも少しずつうまくなっていきましょうね。
【バスケ】ドリブル練習をする前に
これから紹介する練習は
- 左右平等につく
- 強いドリブル
- ボールを見ず、周りを見る
ということを意識して練習してください。難しいですが意識して練習すれば、
- ボールが奪われずらくなる。
- 相手を抜きやすくなる。
- いい判断をしやすくなる。
など、いいことずくしなので意識して練習しましょう。
逆に、片方の手だけで練習をしたり、適当に練習していても正直意味がありません。やるからにはしっかりと効率よく練習しましょうね。
【バスケ】ドリブル練習13選:おすすめの練習メニューを紹介
おすすめの練習メニューを13個紹介していきます。
初心者向けの練習メニューから順に、だんだんと難しい練習メニューを紹介していきます。ドリブル練習に困った際はぜひ参考にしてくださいね。
おすすめドリブル練習メニュー1:片手ドリブル
正直この練習は一番重要ですね。時間がない方も片手ドリブルだけはやりましょう。
やり方は簡単で右手でその場で連続でドリブルをします。
50回~100回くらいやるといいですね。終わったら逆側もやりましょう。
たったこれだけですが、
- より強く
- ボールを見ずに
- 確実に
ということを意識してやると、結構腕もきついですし最初は難しいです。とにかく本気でやると上達も速いです。
ちなみに私はバスケットボールを始めて8年たちますが、いまだにこの練習はやっていますし、やってよかった練習です。
空き時間などにもできるので、積極的に取り入れていきましょうね。
おすすめドリブル練習メニュー2:片手ドリブル(細かく)
次は先ほどの片手ドリブルを細かく、低い位置でおこないます。こちらの練習もなるべく早く、強くボールを見ずにひたすら細かく50~100回やっていきます。
細かいドリブルは結構難しいです。
最初はあまり速くできないと思いますが練習を継続して、高速でできるようになりましょう!
おすすめドリブル練習メニュー3:クロスオーバードリブル
少し難しくなりますが、クロスオーバーというドリブルです。
体の前でチェンジするので、フロントチェンジともいわれますね。
このドリブルはプロの方でも使っていて、相手を抜くときに1番使う技といっても過言ではないです。
やり方
体の前の真ん中くらいにドリブルをついて、右から左、左から右というようにチェンジします。
説明が難しいので、動画も参考にしてください!
説明 1分26秒~
練習 2分30秒~
この動画を見ればクロスオーバードリブルはどういうものかわかっていただけたと思います。
今回はハンドリング練習なので、その位置から足は動かずにただ右から左、左から右と交互に30回~50回ほど練習しましょう!
できる人は回数を増やしても大丈夫です。
あくまでもハンドリングの練習なので、重心の移動などよりも
- ドリブルの幅を大きく
- 強く
- 顔を上げてボールを見ないこと
を意識しましょう!
クロスオーバードリブルについてもっと知りたいという方は、下の記事で詳しく書いてあるので参考にしてください。
ちなみに上の動画のともやんさんの出している本はかなり人気で、参考になる練習メニューもたくさんのっています。
それについては下の記事で詳しく書いていますので、よかったら参考にしてください。
おすすめドリブル練習メニュー4:クロスオーバードリブル(細かく)
先ほどのクロスオーバーを細かくやります。右手、左手のチェンジの間隔をできるだけ早くします。
意識することは
- 低く
- 速く
- 強く
の3つです。
この練習も30回~50回くらいを目安にやりましょう。回数に関してはもっと少なくても多くても大丈夫です。
シンプルですが難しいので、頑張って少しでも低く早く、強くドリブルできるように練習しましょう。
おすすめドリブル練習メニュー5:V字ドリブル 横
この辺からさらに難しくなっていきます。頑張っていきましょう。
やり方
- 右手で体の真ん中に落とすようドリブルする。
- そのまま左手の位置でボールを右手で受け取る。
- 戻すように体の真ん中でドリブルをする
- 右手で受け取る。
- 繰り返す。
簡単に言うとクロスオーバードリブルを片手でやります。
右だったら右手だけを使ってボールがVを描くように連続でドリブルしていきます。片方の手で練習したら、もう片方の手でも練習しましょう!
この練習をすると、腕の振りも速くなりますし、いつもと少し違った練習なのでマンネリ化も防げますよ。
また、ドリブルのバリエーションも増えます。
おすすめドリブル練習メニュー6:V字ドリブル 横(細かく)
先ほどのV字ドリブルをなるべく速く細かくやります。
最初は腕の振りが追い付かなかったりするかもしれませんが、練習をするうちにできるようになりますよ。
ここまで、大きいドリブルと細かいドリブルをそれぞれ練習していますが、高さの違うドリブルを使い分ける事は大切です。
毎回同じタイミング、高さでドリブルをしていると動きが読まれボールを取られてしまいます。
ですが、大きいドリブルと細かいドリブルを使い分けることによってタイミングをずらすと、相手がディフェンスしずらくなります。
相手がボールを奪いに来た時にドドンと細かいドリブルでかわしたりするのにも使えますね。
おすすめドリブル練習メニュー7:V字ドリブル 縦
やり方
- 右手でボールを持ち手を前に伸ばす。
- 体の向きと垂直におろしながら体の真横にボールを落とす
- 体の後ろでボールを受け取る
- 体の向きと垂直に前に出しながら体の真横にボールを落とす。
- 繰り返す
この練習も簡単に言うとさっきは体の前でやっていたV字ドリブルを体の横でやります。
前、後ろ、前、後ろ、とボールを転がすようなイメージでドリブルをしましょう。
バスケは左右の動きだけでなく、前後の動きもあります。その練習もすることによってバリエーションを増やしていきましょうね。
おすすめドリブル練習メニュー8:V字ドリブル 縦 (細かく)
V字ドリブル縦の細かいバージョンです。前後前後と細かく頑張りましょう!
ドリブルをミスして転がって行ってしまうと、結構なえてしまうかもしれませんがめげずに頑張りましょう(笑)
ミスしないようにとボールを見ながら練習してしまうのはだめです。
せっかくドリブルがうまくなっても、ボールを見ながらドリブルしているのでは状況判断が遅れてしまいますよ。
ディフェンスの動きを見ながらプレイすることは駆け引きにおいてとても大切なので、意識して周りを見ながら練習しましょう。
おすすめドリブル練習メニュー9:レッグスルードリブル
ここからは、試合でも使えるドリブルの練習を紹介していきます。全部練習すれば試合でも思うようにドリブルできるようになりますよ。
レッグスルーは名前の通り、自分の足の下を通します。
やり方
- 左足を前に足を縦に開いて腰を落とす。
- 右手で股の真下にドリブルをする。
- 左手で受け取る。
- 股を通して右手に送る。
- 繰り返す
実践だと基本連続では行わず、1回で使うだけですが、今回は練習なので連続で行います。
ある程度やったら逆足も練習しましょう。
強く、ボールを見ないことを心がけて練習してください。
結構難しいと思いますが、それは誰もが通る道です。徐々にミスを減らしていきましょう!
レッグスルーについても、詳しく書いている記事があるのでぜひ参考にしてください。
おすすめドリブル練習メニュー10:レッグスルードリブル(細かく)
レッグスルードリブルを細かく速くやりましょう。
コツとしましては、腰を落とし足を大きく開くことです。開きすぎると次の動作に移りずらくなるので、ちょうどいいくらいにしましょう。
細かくつくドリブル系は、最初はあまり速くできないと思いますが、練習すればするほどに見違えるように速くなりますので、頑張りましょうね。
おすすめドリブル練習メニュー11:バックチェンジ
次はバックチェンジです。ビハインドバックドリブル、バックビハインドドリブルとも言います。
やり方は、肩幅よりやや広いくらいに足を開き、クロスオーバードリブル(フロントチェンジ)を体の前ではなく後ろでやります。
フロントチェンジのバック版だからバックチェンジと覚えてもらえばいいと思います。
おそらくいままでに紹介した練習法の中で、一番難しいですよ。
今までは体の前でやっていましたが、バックチェンジは体の後ろということで、感覚が違いますので、足に当たってしまったりお尻に当たってしまったりと、ミスが増えます。
試合で使う前には、きちんと練習をして、慣れてから使いましょう。
難しい分、できるようになった時の気持ちよさは半端ないです。ここまで練習してきたあなたなら、絶対にできるようになりますよ。
おすすめドリブル練習メニュー12:バックチェンジ(細かく)
バックチェンジを細かくやりましょう。
こちらも難しいですが、ドドドドドドっと速くバックチェンジができるとかっこいいです。
もちろん、バスケで役に立つことも保証しますよ。(笑)
例えば、ディフェンスが間合いを詰めてきて、前にスペースがない場合は、フロントチェンジをするとボールをうばわれてしまいますので、バックチェンジが有効です。
おすすめドリブル練習メニュー13:ロールターン
練習メニューではないけど、試合で使えるドリブルです。
ロールターンには攻めのロールターンと、守りのロールターンがあります。
攻めのロールターンは、相手を抜くときに使って、ロールしたときに手を変えません、
守りのロールターンは、主に相手をかわすとき、詰められてスペースがないときに使います。ロールしたときに、逆の手に持ち替えて行います。
特に女子の選手は守りのロールターンをよく使っている気がしますね。
攻めのロールターンのほうは、説明が難しいので、参考に動画を貼っておきますね。
この動画のロールターンは右手だけでおこなっていますが、背中を向けた状態のときに、手を左手に持ちかえるのが、守りのロールターンです。
おすすめドリブル練習メニューまとめ
今回はドリブル練習の基礎的な部分を紹介しました。
もう1度言いますが、基礎は1番大切です。
初心者の時から正しい基礎を身に着けることは、上達の1番の近道ですので、しっかり身につけましょうね。
練習はすればするほど速く上達すると思いますし、これからバスケを始めるあなたを応援します。
ですが、無理は禁物です。
いっぱい練習して少しでも早くうまくなりたい気持ちはプレイヤーである私もわかりますが、どこかが痛かったりしたら無理はやめましょう。
私自身もひじが少し痛んでいたけど大丈夫だろうと思いドリブル練習をしていたら、次の日の朝ひじを少し動かすだけで激痛を感じるほど悪化していた時があります。
そこまでの状態になると練習はできませんし、上達も遠のいてしまいます。僕のように痛い経験はしてほしくないので、無理はしないようにしましょう。
けがや体調不良には気をつけつつ、しっかりと練習を頑張りましょうね!