バスケのフリースローって簡単なようにみえて結構難しくて、調子に左右されたり、緊張でうまく打てなかったり、普通にフリースローが苦手で入らなかったりと、「フリースロー」についてのいろいろな悩みを持っている方がいると思います。
今回はそんなフリースローの悩みについて答えつつ、初心者で技術がなくても確率をアップさせるコツを教えます。
✓この記事で分かること
- フリースローのルール
- ありがちな悩み
- フリースローのコツ
この記事を書いている私は、バスケ歴8年。ポジションはフォワードで、ファウルをもらう機会も多く、試合でもフリースローを打つ機会が多いです。
また、中学時にはバスケ部の部長もやっており、多くの後輩にフリースローを教えてきたので、その経験に基づいて記事を書いていきます。
「バスケ」フリースローのルール
まずは、初心者の方向けに簡単にフリースローのルールを説明します。
※確率アップのためのコツだけ知りたいという方は飛ばし読みしていただければ、下でフリースローのコツを紹介してます。
フリースローは何本打つのかや、どのタイミングで打つのかなど、ルールを知らないと、シュートに集中することができなく、確率も下がってしまいます。
なので、最初は簡単にルールを確認しておきましょう。
試合中どんな状況でフリースローを打つのか
結論から言いますと、「シュート時にファウルされた時」です。
シュート前にファウルされただけではフリースローは打てません。
少しでもシュートの体勢に入っている状態でファウルをうけたらフリースローが打てます。
ただ、例外があります。それは、相手のチームのファウルが1ピリオドで5つ以上になると、ファウルのたびにフリースローがもらえます。
まとめますと、
- シュート時にファウルされた時
- チームファウルが5個以上の時
にフリースローを打ちます。
フリースローの本数と点数
フリースローを決めると得点は1点です。
フリースローは普通のシュートとは違って、シュートを決めても1点しか入りませんが、積み重なると結構な点数になりますし、絶対にディフェンスされないで打てる唯一のシュートなので、確実に決めたいです。
フリースローを打てる本数は、1本と2本と3本があって、それぞれ
・フリースロー1本
シュート時にファウルを受けた際、そのシュートがゴールに入り得点したときに、バスケットカウントとなり、フリースローは1本になります。普通のシュートも決まっている分、多くの点数がもらえます。
・フリースロー2本
普通のファウルの時、チームファウルが5個以上の時はフリースロー2本です。
基本はフリースロー2本というのが一番多いです。
・フリースロー3本
スリーポイントシュートの体勢時にファウルされた時はフリースローが3本となります。もしスリーポイントシュートが決まった場合は、バスケットカウントとなり、フリースロー1本です。
スリーポイントシュートのバスケットカウントは、3点+1点の得点が狙えて、バスケの試合で一番得点の多いプレイとなります。
フリースローの流れ
シュート体勢時にファウルされ、審判から「フリースロー」のコールがあります。
そうしましたら、フリースローラインにたちます。(フリースローラインを踏んでしまうと得点が無効なので、踏まないようにしましょう。)
フリースローラインにたつと、審判から「ワンショット」や「ツーショット」などのコールがあり、ボールがパスされます。
ボールを受け取ったら、自分のタイミングでフリースローを打ちましょう。
・ボールがリングに当たるまではラインを踏まない(ラインより前に出ない)
・5秒以内にフリースローを打つ
「バスケ」フリースローについての悩み
フリースローについての悩みで、特に悩んでいる方が多いと思われる悩みについて解決方法を教えます。
僕も実際に今から紹介するやり方で克服してきました。
・緊張して入らない
・調子に左右される
という悩みを解決していきます。
フリースローを打つ時緊張してしまう。
フリースローを打つ時、特に初心者の方に多いのが、緊張してしまって思うようにシュートが打てないことです。
練習では緊張せずに打てるのに、試合だと緊張してしまう。という方も多いのではないでしょうか?
実際、私も最初のころは緊張していつも通りのシュートが打てませんでした。
緊張せずにフリースローが打てれば、練習通りのシュートが打てて、確率アップにつながります。
ではどうすれば緊張せずにフリースローを打てるでしょうか?
一番は、とにかく打ちなれる事です。
フリースローを何本も何本も打つことで、フリースローになれましょう。シュートの確率が上がってくれば、自信もついて一石二鳥です!
調子に左右されてしまう。
フリースローが苦手な方は、毎回毎回シュートがばらついている方が多いです。逆に、フリースローが得意な方は、シュートが外れても、そこまではばらついてなく、毎回小さなずれです。
フリースローというのは、毎回毎回同じシチュエーションで自分の好きなように打てるのですが、毎回ばらばらなフォームだと確率もばらつき、調子に左右されやすいです。
なるべく毎回同じフォームでフリースローを打つことを心掛けましょう。
ただ毎回同じフォームで打ちましょうといわれても難しいと思いますので、コツを教えます。
それは「フリースローを打つ前に毎回決まったルーティンをする」ことです。
※ルーティンとは、習慣みたいなもので、毎回決まったことをすることです。
例えば、
・フリースローを打つ前にその場でドリブルを二回つく
・打つ前に深呼吸をする
など、5秒以内であなたの自由にシュートを打ちやすいルーティンをしましょう。
毎回毎回シュート前に決まった動きをすることで、シュートも安定してばらつきが少なくなります。
自分の決まったルーティンをやりつつ、フリースローの練習をすれば、フリースローの確率はどんどんアップしていきます。がんばりましょう!
ここまでは、フリースローのメンタル的なことを解説してきました。
なので、ここからは、フリースローの具体的な技術面のコツを解説していきます。
「バスケ」フリースローのコツ
意識することで確率アップにつながる簡単なコツを紹介します。
2.フォロースルーは残す。
3.力を抜く。
前にジャンプしない
フリースローを打つ際に1番よくない打ち方が、前にジャンプをしてしまうことです。
前にジャンプしてしまうと、距離感が掴みにくくなり、シュートが安定しません。
また、フリースローラインを踏んでしまって、ノーカウントになってしまう可能性もあるので、やめた方がいいです。
フリースローを打つ時には、基本的にはジャンプをしないのが1番です。
なぜなら、ジャンプをしないことで余計な動作が減り、シュートのブレが少なくなるからです。
プロの選手やNBAの選手のフリースローを見ればわかるのですが、ほとんどの選手がジャンプをしていません。
ですが、届かないのに無理やりジャンプをしないでフリースローを打つのは逆効果です。力んでしまうとシュートは前後左右にぶれてしまい、確率も極端に下がります。
なので、フリースローの距離からだとジャンプしないと届かない!
という方は、真上に軽くジャンプしてシュートを打つようにしましょう。真上に軽くジャンプをするくらいならそこまではぶれないのでおすすめです。
フォロースルーは残す
フリースローを打った後は、すぐに手を下ろしたりせずに、リングに当たるくらいまではフォロースルー(打った後の手の形)を残すのがおすすめです。
フォロースルーは、リングに向かって真っすぐに向かって伸びていて、手首がしっかりと返っている状態が理想です。
毎回決まったフォロースルーで打つことで、シュートは安定してきます。
フォロースルーを残す事を意識すると、他のシュートの際も安定してシュートをうてるようになり、シュート率を上げることができるので、
ジャンプシュートを打つ時はフォロースルーを残す事を心掛けましょう。
身体の力を抜く
フリースロー最後のコツは、身体の力を抜くことです。
要するに、リラックスして力まずに打ちましょう。
力んでしまうと余計な力が入ってしまい、シュートがぶれるので、力は抜きましょう。先ほども言いましたが基本ジャンプはしないほうがいいです。
ですが、力まないと届かないくらいなら、真上にジャンプして力まずに打ちましょう。
緊張してしまったりしてどうしても力が入ってしまうという方は、フリースローを打つ前に「ふー」と息を吐いて落ち着くルーティンを入れるのもいいです。
「バスケ」フリースローのまとめ
最後に、フリースローの確率をアップするコツをまとめますと、
1.自分のルーティンで打つ
2.落ち着いてリラックスして打つ
3.前にジャンプしない
4.フォロースルーを残す
という感じです。
意識しつつ、フリースローの練習をすれば必ずフリースローの確率はあがりますので、頑張ってください。
フリースローを確実に決められるようになって、ファウルをされても確実に得点できるプレイヤーになりましょう!
読んでいただきありがとうございました。